こんにちは!
先日決勝戦が行われ、第5回大会をWBC。
我が日本代表の侍ジャパンは優勝で終え、2009年以来3度目のトロフィー奪還を果たしました!
僕の所属している会社のメンバーでも、
「何年振りに野球の試合を見た!」や、「大谷翔平ってやっぱりすごい!」
「栗山監督の選手を信じるマネジメントってビジネス分野でも勉強になる!」など、
日頃は野球に興味のないメンバーも野球を見ていたのが印象的でした。
サッカーをはじめ、他のスポーツの国際大会と大きく異なったのが、日本代表の試合会場。
今回だと初戦〜決勝戦まで、東京とマイアミの2会場でしか試合を行っていなかったため、
日本時間で夜か朝のどちらかであったことも、多くの日本人には見やすかったでしょう♪
日本で大注目のWBC・・・海外では?
日本代表が優勝したと思いきや、即日で帰国。
各種報道番組に代表選手がゲスト出演をするなど、
大会終了後も盛り上がりを見せている日本。
ですが、、海外ってどうなのでしょうか?さては日本が優勝したから注目を浴びているのか?!
ということで調べてみました。
国別・・検索キーワード「WBC」で集計
Googleのサービス、「Googleトレンド」を使って検索ボリュームを調査しました。
今回は選手名や国名だと各国平等な集計にならないであろう!と捉え、
「WBC」というキーワードで集計してみます。
結果をマッピングしたのが、、、以下。日本がダントツで濃い青色を示しています。
(色の濃度が濃い=検索ボリュームが多かった、という結果の見方です)
人間ってなんとなく面積が広い=ボリュームがある、と誤認してしまうので、、
この地図だと、
面積が広くて色の塗られている国=アメリカ・カナダ・オーストラリア等の検索ボリュームが多いよういに錯覚してしまいます。。
ということで、数値ベースの比較で集計したのが以下!(最大ボリュームの日本を100とした相対比較)
ダントツの日本を100とすると、、2位の台湾でも31。
決勝が行われ、準優勝だったアメリカは「5」とかなり小さい数字になりました。
(単純な検索件数比較なので、人口が多い国は・・・もっとWBCネタに興味がある人口割合が小さかった、という解釈もできますね。。)
日本のメディアではスポーツニュースの話題を独占していたWBC。
世界的に見ると、、日本ほどの盛り上がりはなかったようですね。。
TwitterのWBC関連の投稿を言語別で見ても上記のように圧倒的に日本語が多いことが見て取れます。
日本人って世界人口の約1.7%しかおらず、非母国語として話す人も100万人ほどと言われる言語です。。
よって、日本語のツイート=ほとんどが日本人由来のものとすると、
本当に日本だけが盛り上がった大会、ということになりそうですね。。
まとめ
今回はWBCを切り口に、
日本国内の興味関心トレンドと世界の興味関心トレンドに差分が出ていることを示しました。
たしかに日本国内では昨年末に行われたサッカーW杯の盛り上がりを筆頭に、
保護者のお茶当番が大変だ。新しいスポーツの種類が増えている。などの背景から、
野球人口が減っていると言われているため、
栗山監督の「野球ってすげーな」という言葉にも表れているように、
今回の大会を機に野球人気を復活させたい!という思いが強くあったのでしょう。
国内での盛り上がりとしては大きな功績を残したと思いますが、
グローバルでは日本ほどの熱量で盛り上がっていない様子。
この差って、
スポーツ大会以外にも国際政治等でもメディアの取り上げ方が違うことに起因していると思うのです。
長くなってしまいましたが、、「情報ってバイアスが含まれている」ので、
海外のメディアも定期的に目を通さなきゃなぁ。そんなことを思いました。
以上!野球部上がりの野球好きなやつがマーケティング観点で捉えてみた!でした◎
次回もお楽しみに〜〜!