ゆっくりと時間の流れていく日曜日の夜。。。
今日は仕事に関するインプットをしていたので、頭が活性しています(笑)
ということで、少し仕事系のトピックを綴っていきます!
今日のキーワードは「企画職」
学生さんと就活相談なんて聞いていると、
「僕、考えるのが好きなので、企画職に興味があります!」や、
「私、大学の学園祭実行委員会だったので、企画することの楽しさを知っています!」ということをよく耳にします。
実際の企画職、、、全然違います。笑
「考えること=企画職」という大きな誤解
新しい座組みを考えたり、工夫するために「考える」行為。
企画職の人がやっているイメージがありますが、、よく考えてください??
企画職以外の部署。たとえば営業部や経理部、情報システム部などは、考えないのでしょうか?
いや、まったくそんなことありませんよね?
営業部であれば、お客さまのビジネス支援のこと。また、どのように効率的に多くのお客様を支援するか。など、考えることがたくさんあります!!
いろんな領域で工夫しようと思えば、知恵を使いますよね?
その「知恵を使う」という行為自体が、ぼくは「考える」だと思うのです。
考えない人って??
口説い用ですが、「考える」という仕事についてもう少し考察してみます。
工夫しようと思えば、企画職に限らずどんな仕事でも「考える」のは上述のとおり。
逆に考えてみたいのが、「考えない仕事」ってなんだろう?ということです。
大前提、どんな業務にも「工夫の施し用」はあると思っています。
考えないのに、工夫をしなければならない状態。。
これは、誰かに「考えてもらっている」ことが多いのでしょう。
即ち、考えない仕事=自ら工夫をしない仕事(誰かに考えてもらっている、も含めて)なので、
よく言われているような、
・AIや機械にとって変えられる仕事
・給与が上がっていかない仕事
に繋がってくるのは、容易に想像のつくことでしょう!
じゃあ「企画職」って何をしている人??
歴史を紐解くと、上記のような「企画している人=考えている人」という考えは一理あるようです。
特に1980年台のコピーライターブームがベースになっており、
「キャッチコピーを考えて、世の中に出す」ということを企画職のイメージと捉えているようです。
一方、現代は誰でもSNS等を通じて情報発信ができる人です。
「僕(私)は、キャッチコピーを考えて世の中に出し続けます!」という人はほんの一握り。
やっぱり当時の「企画職」の定義と、現代では異なるような気がしますね。。
僕の考える、現代版「企画職」の定義とは・・・
僕の考える、現代版「企画職」の定義とは、ズバリ!
【実行する人】だと捉えています。
例を挙げて説明します。
たとえば、Facebookを創業したマック・ザッカーバーグ。
元々はアメリカのハーバード大学の学生図鑑的なものを作ろうと、
寮の名簿をデジタル化しようと思っていました。
ところがプライバシーの問題により、壁にぶち当たる。。
ザッカーバーグが考えた打開策が、
「ユーザ自身にアップロードさせればプライバシーの問題がないのでは?」
ここで「考えた」ザッカーバーグですが、この手のオンラインツールを考える人間は世の中にたくさんいるでしょう!
でも、ザッカーバーグが秀でた点は、その案を「実行(実際に作成)した」という点です!
これは現代の目の前のビジネスにおいても同じことが言えると捉えており、
諸々のアイディアを、実行/実現した人間が、まさにビジネスを「企画」している人間であり、
事業を創った「偉い」人間だと思っています。
「安く・早く・美味い」を実現した吉野家。
良い家具を、「お、ねだん以上」にしたニトリ。
いろんなビジネスをそのような観点で捉えても、そう思いませんか?
理論的にはこうなのですが、、
実際は法律やコスト等、制約条件を受けながら実行するって非常に大変なこと。
それだけ大変だからこそ、いろんなことを調べ、考え、実行に向けて苦戦するのが企画職の実態なのです。。
今日は「企画職」について綴ってみました!
僕自身、実際に事業会社で「企画」の業務もしている人間ですので、
その辺の人材会社の記事よりも生々しく書いてしまっている気がします。笑
就活を控える学生さんや、転職を考えている方、
また、実際に企画職に従事している方も、「企画職って?」について考えるきっかけになったら嬉しいです!
ではでは〜〜