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2023年4月9日

ブランドの9要素 具体例(マクドナルド)で考えてみた

ブランドの9要素 具体例(マクドナルド)で考えてみた
2023年4月9日

前回は「ブランド」ってなに?という切り口で、
ブランドのルーツや9要素について紹介しました!

まだご覧になっていない方は以下もご参照ください!

「ブランド」ってなに?

さて、今日はその中でも紹介しました、「ブランドの9要素」について
世界的ファーストチェーン店、「マクドナルド」を具体例に考察してみました。

いつものコンテンツより長くなってしまいました。。
ですが、魂込めて綴っているのでご容赦ください!!

おさらい ブランドの9要素とは?

マクドナルドの具体例に入る前に、前回ご紹介した「ブランドマネージャー協会」による9要素について
少しおさらいしていきます!

9要素は下記の通りでした!

引用:https://www.brand-mgr.org/about/why.html

要素1 ブランド名

さて、ここからは世界的ファーストチェーン店「マクドナルド」を例に、
具体例を見ていきたいと思います!

まずは1つ目。「ブランド名」ですが、、、言わずもがな「マクドナルド(Mcdonald’s)」ですね!

国内だと呼び名として「マック」・「マクド」、海外だと「Mickey-D’s(ミキディー)」なんて呼称があったり、
商品ブランドしても「マックフライポテト」・「ビックマック」・「ハッピーセット」など、
強力なブランド商品がたくさん並んでいますね!

要素2 ロゴ、マーク

ここも「マクドナルド」といえば、世界中の方と共通認識を図ることができるでしょう!



実はこのロゴ、マクドナルドの公式サイトによると、
「シカゴの1号店は建物の両側から地面に向かって金色の大きな2本のアーチがありました。この2本のアーチが原型となっています。」と記載されています。
調べてみましたが、、こんな建物の構造からロゴが作られていたのですね!

引用:https://en.wikipedia.org/wiki/McDonald%27s_No._1_Store_Museum

要素3 色

要素2のロゴと重なるところですが、マクドナルドを表す「色」と言えば・・・赤と黄色。

この赤と黄色はゴールデンアーチを象徴するシンボルカラーとして、
創業当時より赤と黄色をシンボルカラーにしているようですね!

要素4 キャラクター

キャラクターもお馴染み「ドナルド・マクドナルド」ですよね!

実は紆余曲折、いろんなキャラクターを作ってみたものの、
現在はドナルドに落ち着いた、という背景がありそうです!
ありがたいことにまとめてくださっている方がいるので、紹介させてもらいますね!

https://chisou-media.jp/posts/9213


実は「ドナルド」ではなく「ロナルド」というのが元来の正式名称。
国内では2007年6月以降TVCMに出ていない!など、
この記事を書くために情報収集をしているだけでもたくさん情報が出てくるドナルド。

グローバルでのブランド戦略の一部なのかもしれないですね!

余談ですが、、
海外だと写真のように「合掌」しているドナルドがいたり、
いろんなドナルドに会うことができるのも楽しいですよ♪

要素5 パッケージ、空間デザイン

パッケージもどこに行っても同じ。
僕は世界各国を歩くのが好きなのですが、世界各国での共通で朝ごはんは「朝マック」

タイではお米が出てきたり、国ごとに少しメニューのカスタマイズはあるものの、
商品パッケージはほとんど同じデザイン!

ロゴも入っていないハンバーガー&ポテトの写真を貼ってみますが、
世界中の人の多くが「マクドナルドだ!」と認知することができるでしょう。

要素6 タグライン

「タグライン」・・・あまり聞き馴染みのない言葉かもしれませんが、
タグラインとは、企業や商品が顧客に提供できる価値を、想いとともにわかりやすく表した短いフレーズのことです。

物事を識別するための「Tag」を、一節(「Line」)で示した言葉。という由来から「タグライン」と名付けられたようです。
※キャッチコピーは「キャッチする」ことを主眼に置いているので、タグラインとは意味合いが異なります。混乱しないように注意しましょう!

本題に戻りますが、マクドナルドの有名なタグライン。「i’m lovin’ it」でしょう!

世界的には2003年9月から導入され、全世界統一の宣伝文句だそう。
巷では「lovin’」って文法的に正しいの?という日本人的な観点で話題にもなっているようです。

今回調査をしてみたところ、当初のプレスリリースを見つけました!
やっぱり、、マーケティングブランド戦略の一つとして導入していることが、
当時のプレスリリースを読んでもよくわかりますね!
https://www.mcd-holdings.co.jp/news/news/2003/release-030916.html

要素7 ジングル、音楽

マクドナルドの音楽といえば、、「たらったったったー!」ですよね! (←伝わりますか?w)

いろんなパターンをまとめられている動画を見つけましたが、
いつでも「たらったったったー!」です♪

他にもポテトを揚げたときの音楽もマクドナルドを代表するサウンドと言えるでしょう!

要素8 ドメイン(URL)

ドメインって日々の言葉ではインターネット上のアドレスを指す言葉ですが、
元々は「領土」や「領域」を示す”domain”に由来した言葉になります!

現代では、転じてインターネット上の住所のことを指しますが、
マクドナルドは以下のドメインを住所としてサイト構築&運営をしています。

https://www.mcdonalds.co.jp/

また余談を挟みますが、マクドナルドはアプリ戦略でも国内のリーダー的存在です。

元来ではメルマガでクーポン配布をしていましたが、
今はほとんどのユーザのスマホにマクドナルド公式アプリをインストールし、
クーポン等を閲覧しますよね!

Webでもそうですが、アプリとしても確固たる地位を気づいている。
まさに「ブランド力の賜物」と言えるでしょう!

要素9 匂い

これ、、Web上の記事だと一番お伝えするのが難しいです><

が、わかりますかね?マクドナルドの匂いってありません?笑

あれも「ブランドの一部!」と捉えるとそうだと思うのですが、
国内の様々な場所、および海外行っても大体同じ匂いがしますよね!

揚げ物の匂いがついてしまう。。と悩む人もいるでしょうけれども、
あの匂いもブランド戦略として位置付けていれば最高です!

まとめ

今日は少し長いコンテンツになりましたが、、おつかれさまでした!
いかがでしたでしょうか?

ブランド9要素の具体例として、今回はマクドナルドについてまとめてみました!
みなさんが今業務で携わるブランド、今後携わっていくブランドも、
確固たる地位を気づいていくためには9つの要素を意識してブランド設計をしてみてください!

今回僕がブランドについて色々調べていく中で見つけた発見だったので、
みなさんにもシェアできたこと、嬉しく思います!!

次回もマーケティング節で綴っていきたいと思います!お楽しみに〜!

前の記事「ブランド」ってなに?次の記事 Googleの検索量が減っている!?

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