さて、今日はGoogle検索のトピックを持ってきました!
というのも、、最近話題のChatGPT。
みなさんも使っておりますかね?
今日はChatGPTの台頭に伴う、Google検索の影響も関連づくので、
そんな観点で読んでいただければと思います!
GoogleのCEOが語ったインタビューが発端に・・・
話題になっていたのは、、以下の記事
Googleのスンダー・ピチャイ最高経営責任者(CEO)が
ウォール・ストリート・ジャーナルのインタビューで、対話機能を検索エンジンに追加する計画があると明らかにしたもの
https://jp.wsj.com/articles/google-ceo-sundar-pichai-says-search-to-feature-chat-ai-1ad87b59
すごい勢いで話題になっているChatGPT
日本国内の興味関心も、増えてきているように感じますし、
それに伴い企業や学内で使う範囲を決めるべく、ルール設計なども話題になっています。
Google検索量が減っている??
さて、ChatGPTの前置きが長くなりましたが、本題に入りましょう。
このトピックのお題にもなっていますが、
市場全体でGoogle検索量が減ってきています。
Googleの親会社、アルファベット社においても、
Google検索等の収益比率が高いと推察します。
それほどGoogleの主役を担っている「検索」。
でも検索量が減ってきているのは、、「SNSの台頭」と捉えます。
以前は、なんでもWebサイトに聞けば答えてくれる時代。
知恵袋に行くにも、欲しい情報を探し出すためにも検索をしていました。
ですが、今は「検索できるプラットフォームが増えている」ことを主な理由に、
Google検索量が減っているのです。
より詳細な事例でお話ししますが、Google検索量が減ってきている理由として、以下2点を考えます。
・カフェを探すときは「インスタグラム」や「Tiktok」など、Google検索の外で検索している
・DSP広告やデジマ領域の技術革新によって、欲している情報は「与えられる」ようになってきている
ではどれくらい減少しているの??
記事を引用しますが、2018〜2019年にかけて減少傾向がすでにあった様子。
ちょうどInstagramやTiktokの台頭、といった時期でしょうか。
世界的に使われているほどのボリューム感ある数字で、年間で8%。。
だいぶ大きな影響がある、と捉えて良いのではないでしょうか??
Merkleの2019年Q2のデジタルマーケティングレポートによると、Googleの自然検索による訪問数は2018年の同時期から8%減少しています。BingとYahooからのオーガニック検索による訪問者数もそれぞれ26%と11%減少している。
https://marketimes.jp/google-organic-less-than-lastyear/#:~:text=Merkle%E3%81%AE2019%E5%B9%B4Q2,11%25%E6%B8%9B%E5%B0%91%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%80%82
今後はどうなる??
「Google検索→SNS」と検索チャネルがシフトチェンジをしてきているかのように、
「Google検索→SNS→対話型AI(Chat GPTなど)」とチャネルがシフトしてくると考えます。
仮にGoogleが対話型AIを拡充せずに居続けた場合、
Googleの検索量は減少していくばかり。
これまで築き上げてきた
Googleの使命「世界中の情報を整理して、誰もが便利に利用できるようにすること」を考えると、
対話型AIに手を出すのが自然な流れと言えるでしょう。
だからこそ、ピチャイCEOは対話型AIの拡充を考えているのでしょうね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
以下に今回お伝えした情報をまとめます!
- 2018年頃からSNS内で検索できる!ということをいいことに、
Google検索量は減少傾向にあった - 2022年より話題になっているChatGPTの台頭により、
「対話型AI」の注目度合いが上がっている - これまで検索で収益内のかなりの割合を稼いできたアルファベット社にとって、
Google検索に機能を拡充することで、外部の対話型AIユーザに顧客が流れ込まないように考えている
今回はいつもと少し目線を変えて、話題になっている時事ネタから拾ってみました!
次回もお楽しみに〜!