今日はマーケティングのトレンド話。
消費者の意識変化について綴っていこうと思います♪
タイトルにも挙げましたが、「消費者は選択しなく」なってきています。
自分自身の生活を見直して考えてみても、
今までは能動的に情報を取りにいかないと購入の意思決定ができなくなっていましたが、
今はスマートフォンに様々な企業からレコメンドやおすすめが届くため、商品情報が受動的に届く時代、と言っても過言ではないでしょう。
さらにインフルエンサーの台頭により、ますます商品情報が届くようになってきています。
背景は上記のようにパーソナルデバイスの普及もありますが、
情報が多すぎて選べない。進化スピードについていけず、「あ、それで」となる人が多いのではないか、という専門家も出ています。
消費者はどのように意思決定を??
では、自ら選択をしなくなった消費者はどのように意思決定をしているのでしょうか?
分かりやすい例が、「インフルエンサーからの紹介」です。
個人が発信できる時代になり、個人のブログやYoutuberなどのインフルエンサーが
いろんな商品を紹介している世の中です。
2023年10月からは「ステマ規制」と言われた景品表示法が改正されるなど、
業界的にも、法律が変わるほどの影響が出てきています。
他にも、「協調フィルタリング」という技術が使われているECサイトなどのレコメンドシステムからの提案で購入する人が増えていたり、
旅行の行き先などを「ルーレット」で検索する人も増えているようです。
実際にこんな商品も
何を買おうかと、自らの意思ではなく第三者や偶然(時の運)に任せる例はいくつかあり、
伸びている例の一つが「ガチャガチャ」でしょう。
2012年で270億円だった市場規模は、2022年で610億円。ここ10年で約2倍以上の伸びを見せています!
(参考:日本玩具協会)
他にも・・・
・Amazon Musicはユーザが曲を選ぶことはできず、関連ミュージックがランダムで流れる
(一部、課金をすることで選曲が可能になります)
・JALの「どこかにマイル」:往復航空券を7000マイルで交換可能。行先は直前に発表される。
https://www.jal.co.jp/jp/ja/jmb/dokokani/
・Peachの旅くじ:1回5000円で、行き先がランダムはガチャガチャを引ける
https://www.flypeach.com/campaign/shakelabo/tabikuji/
・パーソナルカラー診断:
これも流行っているパーソナルカラー診断。
「自分に似合うカラーリング」を診断結果に委ねている。という見方もできるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「消費者は選択しなくなっている!?」と近年の消費行動傾向について綴ってみました。
提供する企業として、この消費行動の変化を捉えてサービス企画をすること。
また、JALやPeachのように行き先をランダムに決定する商品に関しては、
予約率が低い路線を提供することで、座席の稼働率を高めている。という裏事情もあるようです。
今回は偶然耳にしたマーケティングトレンドの記事からアイディアを得て記事にしてみました!
また消費者行動について気づきがあれば綴っていきますね!
では、次回もお楽しみに〜!