今日は、少々小難しそうなテーマを扱ってみようと思います。
タイトルにもありますが・・・「視座を高める」
真面目そうなワードチョイスですが、
僕が日頃業務に向き合いながら考慮している大切な価値観ですので、少し紹介させてください!
視座とは
「視座」とは・・・辞書的に調べてみると、「物事を眺め、それを把握するときの立場」とのこと。
似ている言葉としては、「視野」や「視点/観点」などがあるかと思いますが、
これらはこれらは似て非なる言葉。
敢えて分かりやすい例を挙げると、
・自分の成績に夢中な学生
・クラス/学級全体の学力に意識を配る教師
・自治体レベルで高い教育の質を提供しようとする教育委員会
・未来の子供達に「学力分野の成長」として教育資金を投じる文部科学省の職員
いずれも大きかれ小さかれ、国内の学力成長に寄与している例ですが、
それぞれ見ている視座が異なります。
少しでも高い視座で日頃の事象や業務に向き合うことで、
より本質的な課題の解決につながりやすいため、ぜひそんな観点を覚えてもらえると嬉しいです!
上げた視座で・・・目的を考える
「請求書作成は何のためですか?」という、日頃の業務でありそうな例で考えてみます。
・顧客が商品を購入したから
・お金を入金してもらうため
・仕事の報酬やサービス利用で発生した料金を、支払い期日までに払ってもらうため
1点目は請求書を作成する理由。目的ではないですね。
2点目は自分たちの便益を主語にして述べているので、「請求書作成」という本質的な目的ではないです。
一般論は3つ目の例になります。(引用:https://www.ntt-finance.co.jp/billing/biz/column/20221003_1)
目の前の業務に向き合っていたり、自分自身を取り巻く環境だけで物を見ている人は、
上記の例でいう1点目や2点目のような例を挙げがちです。
視座を高めることで、3点目のような目的を認識することで、
本質を捉え、より適した課題解決アプローチのできるビジネスパーソンになれる!と僕は考えています。
まとめ
今日は「視座」について綴ってみました。
目の前で起きている事象や、自分の主観だけで物事を見るではなく、
少しでも高い視座で物事を捉えられるよう、日々の業務や生活でも少し意識してみてください。
僕は、生活者として買い物をしているときも、
「店員さん大変だなぁ」だけではなく、「本部からXXXというオペレーション指示が出ているな」という観点で小売り店舗を見るようになりました。
いきなり視座を高めることは簡単ではないですが、
まずは「視座」という着眼点を意識し、日頃の生活にちょっと意識してみてください!
では、次回のお楽しみに〜!