こんばんは!
前回は、「プラットフォーマーに握られた世界①」と題し、
時事ネタを交えながら、国内の電子書籍事情についてまとめていきました。
まだ読まれていない方は、以下よりご参照ください!
さて、今回の主役は・・・Googleです。
創業期より、以下の理念を掲げているGoogleですが、
”Google”=検索する、という動詞にもなっているほど、世界の情報革命を起こしている会社であることは、僕がこの場で語るまでもないことでしょう。
Google の使命は、世界中の情報を整理し、世界中の人がアクセスできて使えるようにする
そんなGoogle社が提供するフリーメールサービス「Gmail」
個人ユーザの利便性向上のためか、来年のポリシー変更にを展開しています。
なにが変わるの??
2023年10月に英語版で発表され、随時日本語版でも情報が展開されている。
一部、英語の情報でしか展開されていない内容もあるため、
英語・日本の両方で情報を習得する必要があるが、Google社が迷惑メール(なりすましメール)対策として、ガイドラインを出しています。
https://support.google.com/mail/answer/81126?hl=ja
送信ドメイン認証の「SPF」や「DKIM」など、サーバー側の認証対応。
また、1日あたり5000件を超える事業者に対しては「ワンクリックオプトアウト」の対応など、
いくつかの要件が公開されています。
(かつ、12月現在、都度オンラインで公開されている対応要件に変更があったりするので、定期的に確認をすることをオススメします!)
対応しないとどうなるの??
これらに対応しないと、会員向けに送るメールが「迷惑メール」に分類されてしまうため、
各社必死に対応しているのが、今の状況でしょう。
日本国内ではプライベート用の約65.9%がGmailを使っている(*)、というデータがあるように、
Google系アカウントに届くメールが全て迷惑メールに分類されるようでは、ほぼ送っている意味をなさない、といっても過言ではありません。
*出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000081059.html
会員基盤を抱えている企業のほとんどが5000人以上のメルマガ会員を抱えていると思うので、
Googleのポリシー変更が、国内の様々なプレーヤーを動かすことになっています。
これこそ、「プラットフォーマーが握っている世界」の象徴かと捉えています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
前回に引き続き、「プラットフォーマーに握られた世界」と題し、
今回はGmailもポリシー変更対応について綴ってみました。
最短で2024年2月1日の対応が求められていますので、
各社必死にリソースを投下して対応を進めていることでしょう。
さらに、プレスリリースで静的に周知するのではなく、
オンラインのドキュメントツールで動的に周知をしていきます。
世の中のリアクションを見ながら、対応時期や要件を細かく変えて周知公開しているのです。
またマーケティングトレンドのニュース等あれば、時事ネタも拾っていこうと思いますので、
次回もお楽しみに!