こんばんは!
4月も中旬に入り、新生活に慣れてきた時期でしょうか??
僕は昨期からのあまり大きな変化をなく過ごしているので、
特に新生活感を感じることもなく。。という感じですが、
街を歩いていると桜の花びらを見たり、新社会人の方を見たり、と、
なんだかウキウキすることが多い季節だったりします♪
そんな時期に今日は、「ダニング=クルーガー効果!?」と題し、
心理法則の1つをご紹介します!!
マーケティング領域の仕事をする上では、
理解しておいた方が自己研鑽に繋がる心理法則だと思うので、
ぜひお読みくださいませ!!
「ダニング=クルーガー効果」とは
今日ご紹介するのは、「ダニング=クルーガー効果」というもの。
ずばり、「ダニング=クルーガー効果」とは、
能力や専門性や経験の低い人ほど、自分の能力を正しく認識できずに過大評価する傾向にある。
という認知バイアスの仮説です!
コーネル大学のディヴィッド・ダニングと、ジャスティン・クルーガーによって発見されたので、
2人の名前が法則の名前になっています。
2000年にイグノーベル賞の心理学賞を受賞したことで、
世界中から注目されるようになりました。
もう少し具体例を添えてみます!
もう少し「ダニング=クルーガー効果」の具体例を添えてみます。
そのためにも、実際にこの法則を発見した実験をご紹介しますね!
<行った実験>
- 大学生に対してテストを実施。事前に自分の成績を予想してもらう
- テスト受験後、元々の成績と実際のテスト結果を比較検証
- すると、実際の成績が悪い学生ほど自分の成績を高く評価し、
- 逆に成績が良い学生は実際の成績よりも低く予想していた
いかがでしょうか?
学生時代の「こないだの定期テスト、何点くらいだった?」という質問時のあるあるですが、
「そんな低い点数言って〜 結局いい点数取るんでしょ?」なんて会話。
まさにこの法則のことを言っていますよね。笑
事前に予想した点数が高い人ほど、実際の点数が低く、
事前に予想した点数が低い人は、実際の点数が高い、という結果になるのです!
仕事だとどう応用できるの??
この心理法則は学業だけではなく、仕事に関してももちろん当てはまります。
仕事においても、「能力が低い人ほど、自身の能力を過大評価しがち」なのです。
もう少し具体的に見ると、
「仕事の能力の低い人ほど、自分は失敗やミスをしないだろう!」と思っているのです。
以下の記事でも以前触れましたが、
僕のいる「マーケティング領域」って特に答えがわからない世界。
(以下、読んでない人はぜひお読みください!!)
考えたアイディアや施策は、実行してみないと正解だったのかわからない領域なので、
失敗やミスはつきものです。。。
だからこそ、過大評価=「自分はできる人間だ!」なんて思っていたら、
失敗やミスを恐れて、どんどん小さな施策しか回すことができなくなってしまいます。。
失敗に寛容になる!ことが、実は能力を高めることにも繋がってるかもしれないですね♪
以上!今日はそんな自己成長をさせるための「ダニング=クルーガー効果」のご紹介でした!
まとめ
- 「ダニング=クルーガー効果」とは、
能力や専門性や経験の低い人ほど、自分の能力を正しく認識できずに過大評価する傾向にある。
という認知バイアスの仮説である。 - 大学生向けのテストで発見された法則だが、
仕事の領域でも同じことが言える。 - 自己成長をするためにも、「自分はできる人間なんだ!」と思うことなく、
失敗やミスに寛容になる!ことが大切。
*マーケティング領域は正解のない世界なので、失敗に寛容なことは特に重要な要素!
次回もお楽しみに!!