こんにちは!
私がいるマーケティング領域って広告業界と密接に繋がっており、
各社が期末予算(3月が多い)の使い道を探しているため、業界柄繁忙期になりやすいのですが、、
無事に私も繁忙期の波に巻き込まれております。笑
さて、今日は「マーケティング会社の理想の上司」というテーマを掲げ、
どんな上司だと嬉しいか?というのを、
マーケティング業界ならではの観点も添えて綴ってみようと思います!
マーケティング会社の上司。3つの役割
僕も20代ということで、、部下的な観点が多く備わっているかもしれませんが、
マーケティング会社の上司に求めることって大きく3つあると思っています。
*一般的な会社の上司=責任を取ってくれる、などは一旦ここでの検討外にしますね!
- 売上/収益を最大化するために、経営リソースの適切な配分を行うこと
- 部下の育成プランをサポートすること
- 部下を鼓舞し、日々フォローすること
では一つずつ綴っていきます!!
1.売上/収益を最大化するために、
経営リソースの適切な配分を行うこと
まあ、、わかりやすいですよね。笑
広告費、商品開発費、流通費など、
事業を起こすにはいろんなリソース(ヒト・モノ・カネ・情報)が必要になります。
どんなリソースをどんな使い方をするのか、
大枠のビジョンを設計したり、配分をしたりと、会社の行き先を決める舵取りをしてもらうと
とても助かりますよね!
このあと「3」でも語るのですが、マーケティングって答えの見えないもの。
だからこそ、結果が見えるまでは不安と隣り合わせだったりするので、
大枠の羅針盤があると、戦略立てする際にとても助かるのです!
また、別途「マルチブランド戦略って?」というテーマで記事にしようと思っていますが、
1社でマルチブランドを展開している会社であれば尚更だと思います!
どこの事業の、どのリソースに、どれほど予算配分をしてパワーをかけていくのか、
とても大切なカギを握る部分だと思うので、この絵を描いてくれる上司だと嬉しいですよね!!
2.部下の育成プランをサポートすること
私自身、少し概念を広げると、
個々人のセルフブランディングも「マーケティング観点」で斬ることができると思っています。
究極、「就職活動って自分を売り込むマーケティング活動だ!」くらいに思っています。
ということで、マーケティングはマーケティング部だけが考えれば良いか?という問題は違うと思うのですよね。
確かに専門的に特化した部署があるのは然るべきだと思うのですが、
究極論、全員がいずれかの形で「マーケティング活動」を行う必要があると思うのです。
という少し余談から入りましたが、、
上述の通り誰しもが持っておいた方が良い「マーケティング」のマインドセット。
もちろん人事部も持っていて欲しいのですが、
「マーケティング」という専門領域は幅が広く、テクノロジーや流行の進化や、
会社の事業ステージの変化に伴い、激しくスキルセットが変わる領域だと捉えています。
なので、
メンバーのマーケティング専門スキルの育成は人事ではなく、
マーケティング領域の上司にサポートして欲しいのです。
いくつか会社の研修制度も見てみましたが、人事が専門的なマーケティング研修をやろうとすると、
「細切れの外部研修を貼り継ぐスタイル」という感じ否めない。。
4Pや3Cなどのフレームワークは教えてくれますが、
その現場での使い方までは外部の研修会社も教えてくれないのですよね。。
(なんか公式は教えてくれるけど、文章問題での使い道までは教えてくれない感じ??)
だからこそ、事業ステージ&時代に即したマーケティングスキルセットの育成は、
マーケティング部署の上司にサポートをいただきたいのです!!!
*余談ですが、、4P分析にちなんだ記事は以下にも書いてみましたので、覗いてみてください!
(現場の人間が描いているので、きっと使える切り口になっていると思います!!)
3.部下を鼓舞し、日々フォローすること
ここが特に大事な点だと思うのですが、、
マーケティング戦略って答えがないのですよね。
実践して当たれば正解だったし、結果が出なければ不正解。
また、起案を通すにも関係者が多いと「丸くなった」起案になり、
面白さ=バズる要因が欠けて丸い企画になってしまいます。。
という業界からの背景があるので、
現場社員は「上司から理解をしてもらえているのだろうか?実際に成功するのだろうか?」というのが
とにかく不安です。
若手の僕でも、夢にも出てきたり、お風呂の中でも考えるくらい不安な時もあります。
だからこそ、
マーケティング部の上司の方には、
日々の戦略立て(上述①)と日々のフォローや士気を高める取り組みをしてもらえると、
特にメンタル面で大変助かるのです!!
間違えても部下を怒鳴りつける上司のところでは働きたくないですよね。。
ミスした責任すらも一緒に拭ってくれる、そんな上司が理想です♪
▼嫌な上司の例。
部下を怒鳴りつけ、責任を押し付けている様子がビジュアルでよく表現されているなぁ〜と
引っ張ってきました!
以上となります!
日本のマーケティング界発展のためにも、マーケティング領域の上司のみなさん!
ぜひ若造の気持ちをわかってもらえると嬉しいです。笑
ではでは〜!次回もお楽しみに◎