こんばんは!早いものでもう5月。。
この5月1日、2日を有給取得して、9連休にしている人も多いのではないでしょうか?
(僕はしっかり勤務日ですw)
さて、今日は「三人の石切職人」と題し、
先日とある経営者とお食事をしているときに耳にした話を綴っていこうと思います!
この話、ドラッガーの「マネジメント」にも出てくるようで、
知っている人もいるかもしれませんね!
では初めていきます!
三人の石切職人とは?
早速三人の石切職人の話の紹介からスタートします!
「仕事をどの視座で取り組むか?」というのがこの話の趣旨になるので、
その点を考慮してエピソードをお読みいただければと思います。
旅人は、ある村を訪れました。
村では、三人の石切職人が、作業をしています。何やら、大きな建物を建築しているようです。
旅人は尋ねました。
「あなた方は、何をしているのですか?」
一人目の男は答えました。
「カネを稼いでいるんだよ」
二人目の男は答えました。
「私は、国一番の石切職人になるために、技術を磨いているのです」
三人目の男は答えました。
「私は、村人の皆さんの憩いの場所となる、教会を建築しているのです」
一昔前は「石切職人」がいたのでしょうが、
現代においては「SE」や「エンジニア」と読み替えてもわかりやすいかもしれないです。
三人の石切職人の話から何を学ぶか?
さて、肝心なのがここ。この話から「何を学ぶか」という点です。
どの観点を持った人間が、優れたビジネスパーソンと言えるでしょうか?
どの人間を上司としたいでしょうか?
答えは多くの人が「三人目」になると思います!
では、なぜ三人目の石切職人が最も優れてるのでしょうか?
少し解説をしていきます!
まず一人目の石切職人。「カネを稼いでいる」と述べていますが、
これは言い換えると生活するため。人間生活を営むため。となります。
現代においても多くの人間がこのマインドセットで仕事に当たっているのでしょうけれど、
この働き方、必ずや「エゴ」が発生します。
また、「最低限の生活ができればいいや、、」という心持ちになるため、
ビジネスパーソンとして、そしてこの人が代表の組織は現状に満足し、成長は見込みにくいでしょう。。
次に二人目の石切職人。「技術を磨いている」と述べていますが、
これもある種「エゴ」といったところでしょうか?
現代では理系の方に多いと捉えていますが、
「僕はXXXができます!」や「私やYYYということを知っています」という人に多い。言葉悪くすると、、知識バカとでも言えましょうか??
興味や関心ごとが自分の好きな領域でしかなく、
顧客のニーズから脱線したとしても、興味ないことが多いです。。
確かに会社にはいてほしい「プロフェッショナル」と捉えることもできますが、
こんな人が上司になったら・・・と考えると恐ろしいです。
最後が三人目の石切職人。
「村人の憩いの場所となる、教会を建築している」という回答をしていますが、言い換えると「社会に対して価値を提供している」ことになります。
ものを造る工程において、
必ずや詳細範囲で困りごとが出てくることでしょう。
しかし、この職人さんは目的である「村人の憩い」となるために、
そんな軸で意思決定をしてくれそうです!
上に立つ人間もそうですが、いかに「世の中に価値提供できるか」の観点で
経済活動を営んでいくことが大切で、かつ、ニーズにフィットできるか。ということがお分かりいただけると思います。
まとめ
言わずもがなですが、、ビジネスは遊びではありません。
もちろん「遊び心を持つ」「楽しんでやる」ことは大切だと思いますが、
その差にあるのは「お金を稼げるか」というところだと思います。
人によりますが、僕の考え方としては「受注金額=ありがとうの大きさ」と捉えています。
つまり、少しでも多くの“ありがとう“を集められる人間こそ、
感謝され、稼ぐことができ、上に立っていくのです。
だからこそ、多くの人に感謝されるためには、
世の中やクライアントに対する「価値提供」に主眼を置いて働くことが大切🎵
以上、とある経営者とお食事している際に耳にした話でした!
次回もお楽しみに!!