こんにちは!
記事を書き始めてから、どちらかというと私のプライベートに関するブログを綴ってきました。
このサイトの立ち上げの源泉となった、「自らの学びを書き留めておきたい!」というポイントも
少しずつ綴っていきたいと思います!
(学びを書き留めるって、プライベートブログより体力使うんですよね・・・笑)
ということで、マーケティング企業に勤めている私ですが、
大学時代は理系の大学で数理工学を学んでおりました。
よく就活生のOB訪問等もお受けするのですが、
「大学で学んだ分野と異なりますが、どのようにマーケティング領域を学習したのですか?」
なんて質問をよくいただきます。
*OB訪問ご希望の方はお気軽に「お問合せ」から連絡くださいね:)
そのご質問に関する僕の答えは「フレームワークから学びました」なのですが、
マーケティング業務におけるフレームワークの大切さってどのようなところにあるのでしょうか?
マーケティングについて綴る第一歩となる当記事に、
少しまとめてみたいと思います。
フレームワークとは?
複数のサイトを覗いてみると、
日本語の定義として記されているのは「枠組み」「骨組み」「構造」などでしょうか?
僕が学んでいた数理工学の世界では、
実験から値を求めて解析することも多かったので、理論は理論。実測は実測。
という感じで育ちましたが、
ビジネス(特に実案件)においてのフレームワークは大変有用です!
僕なりにフレームワークとは?を定義してみると、
「思考を整理するパターン」としてよく使っています。
有名なものだと5W1HやSWOT分析、ファイブフォース分析やPEST分析、
3C分析やPDCAサイクル、なんてものが挙げられるかと思います。
なぜフレームワークが有用なのか?
さて、「フレームワークとはなんぞや?」をご理解いただいた上で、
次に出てくるのが「フレームワークって何が有用なの?」というポイント。
主に2つのメリットがあると思うので、
それぞれ見ていきましょう!
- 論点整理の軸がスムーズに見つけられる!
- MECEに整理できる!
1.論点整理の軸がスムーズに見つけられる!
まずこの点、マーケティングに携わる人間なら、ほとんどの方にご理解いただけると思うのが、
「マーケティングというのは無形の概念である」ということ。
*ここでの「無形」=物理的なものがない、ということでご理解ください。
物理的なものがあるコトの課題解決であれば、
「窓が・・・」や「ハンドル部分が・・・」、「A部品が・・・」など、
ビジュアルで訴求できます。
一方、マーケティング領域は基本的に無形の概念なため、
課題解決に向けて意見交換する際も、基本的には無形の概念の認識を合わせていくという、
極めて言語情報に依る情報量が多いコミュニケーションが必要となってきます。
有名な「メラビアンの法則」によると、
人間は人と話している際に言語情報は「7%」しか影響を与えられず、
他の大部分は視覚情報「55%」、聴覚情報「38%」という比率になっているのに、
マーケティング領域は「言語情報」の占めるウエイトが大きいのです!
*メラビアンの法則についてははどこかで記事化しますね!
ということで、言語情報だけでは無形の課題に複数人で向き合うことは難しいのですが、
課題となる点(言い換えると、ボトルネックとなる点・トリガーポイント)を見つけ、
可視化して整理できるのがフレームワークなのです!
敢えて付け加えると、既存の「フレーム」に乗せれば良いので、
課題の点を可視化して整理するのが「早くなる」のもフレームワーク活用のメリットです!
2. MECEに整理できる
MECE(ミーシー)とは「Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive」の略。
英単語まで覚える必要はないのですが、「漏れなく、ダブりなく」という意味です!
人間の脳は賢いようでバイアス(偏り)をかけて物事を見ますので、
全ての論点を網羅的に出そう!というのは難しいです。
だからこそ、フレームワークを使って漏れがないか?を洗い出すのです。
例として、「親におつかいを頼まれた」としましょう!
下記のように、なんとなく聞き出した情報と、フレームワークに載せた情報では、
情報量に差が出るのがわかりますでしょうか?
*例のように私生活でやると腹立たれるので、あくまでも例として
こうやって漏れなく整理していくと、相手が真に欲しているものにより近い課題解決を
提供することができるのです。
さて、今日はフレームワークの大切さをお伝えしてみました!
今後は具体的なフレームワークを紹介していきますので、
乞うご期待ください!
ではまたお会いしましょう!