こんばんは!
GWも過ぎ、夜間大学院に通う生活をし始めてから約1ヶ月が経ちました。
「濃い毎日が続くよ」
「宿題が多く、睡眠時間が削られるよ」
「優秀な同級生との出会いがあるので、授業内だけではなく横のつながりをしっかり構築しておいたほうが良いよ」
などなど・・・事前に様々なコメントやアドバイスを受けて入学しましたが、
結論、全て言われたがままの状態でした。笑
まだ基礎科目が多く、私の学部時代に学んだような学問の内容も含まれているため、
個人的には少し楽させてもらっていますが、でも課題はしっかり課されます。。
大学院生活については別途詳細を綴ろうと思います!
MBA通い始めた同期等は以下にまとめていますので、気になる方はお読みいただけると幸いです。
さて、本題に入ります
今日の本題はタイトルにもあるように「少子化」の話です。
近年では毎年恒例?!になりつつありますが、直近の出生率が低く出てしまっており、
政府も「異次元の少子化対策」というキーワードでこの課題に向き合うことを表明している状況があります。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230915/k10014197341000.html
https://mainichi.jp/articles/20240227/k00/00m/040/048000c
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA265GC0W4A220C2000000
でも・・「生まれる子供の数が減っている」というのは授かりものなので、
具体的に要因を絞りにくいとは思うのですが、本質に近しいテーマを発見したので、
この場でご紹介できればと思います!
その本質とは・・・
「成婚白書2023」を読んで私が感じたことですが、
・最新(2022年)の合計特殊出生率が1.26
・結婚した夫婦の出生率(完結出生子ども数)は、最新(2021年)の状態で1.90
*確かに減少傾向はあるのですが、全体と比較すると以前高い傾向です。
・少子化に歯止めをかけられる合計得出生率は2.06とされている
というものです。
引用:成婚白書2023
簡単にいうと、
「子供を産まなくなっている」という結果に対しての原因は、
・本当に子供を産まなくなってきているのではなく、
・結婚している人は子供を産んでいる。(減っている傾向はあるものの、比較的まだ産んでいる)
・どちらかというと、日本人は結婚の数が減少している傾向がある。
婚姻件数・婚姻率(人口千対)の年次推移
*出典:https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/tokusyu/konin06/konin06-1.html
というものです。
参考程度にですが、
僕の方でも婚姻件数と出生率に対して相関係数を求めてみたところ、「0.67」という高い値が出ました。
ですので、「少子化」という課題に対しての打ち手としては、
・子供を産んでもらうための施策
というよりも、
・結婚をしてもらうための施策
のを講じた方が数字を見る上ではより高い効果を発揮できるかな?なんて思いました!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今日は「少子化対策の本質とは??」と題し、
国のデータを用いながら少子化対策の本質を考察してみました。
お伝えしたかったこととしては、
・解決したい課題に対しての仮説を正しく認識することの大切さ
・それによって、講じる施策がより正しいもの(=効果が出るもの)になる
ということです。
マーケティング戦略を考える上で、正しい仮説を立てることは非常に重要ですので、
今日の少子化の例をもとに、少しマーケティング脳構築の参考にしてもらえると幸いです。
次回は少し事例も交えてみようと思いますので、
お楽しみに!!