早いものでもう3月・・・。我々広告やマーケティング業界の人間はこの時期が忙しくなります。。
事業会社の今期予算をそれぞれの会社が狙っているため、
営業・プロダクト・サービス等がタッグを組み、
アクセル全開で多くの案件を取りに行くのです。(内容は今期の収益&来期の種まきなど様々です)
さて、そんな繁忙期も含め、少ない時間で多くの案件をこなすための工夫の一つに、
「伝わりやすいコミュニーケーションを図る」というのがあります。
時間の使い方として、MTG>電話>メール・チャットの順で多くの時間が必要になるため、
特に重要視しているのがメール・チャットの使い方。
多くの案件をメール・チャットでこなすことができるようになれば、
より多くの案件を短期間で動かし続けることができます!
今日はそんなメールでコミュニケーションをとるテクニックとして、
ご紹介できればと思います!
今日注目するのは、、、「〇〇される」
誤解を生じそうなメールの書きっぷりとして、個人的によく気にしてしまうのが、
「〜〜される」というもの。
例えば、、
- お客様が訪問される
- 部下が嫌がらせをされる
- 丁寧に仕事をされる
という文章があったとします。
社内や部署内など、常にコミュニケーションととっている近しい間柄だと、
会話の中での「主語」を省略して伝えることがあるのですが、、、
ビジネスシーンでよく使う「〜〜される」には2つの意味があります!
- 尊敬
- 受け身
1、尊敬の意味での「〜〜される」
上の例でいうと、、、「お客様が訪問される」という文章がこの意味にあたります。
お客様を尊敬し、「〜〜なさる」という意味での尊敬語です。
これはわかりやすいですね♪
2、受け身の意味での「〜〜される」
上の例でいうと、、、「部下が嫌がらせをされる」という文章。
主語は部下ですが、実際に嫌がらせをしているのは部下の相手(上司、同僚、クライアントなど?)にあたります。
部下は嫌がらせを受けているという文脈で使っているため、
部下は嫌がらせをしているのではなく、嫌がらせを受けていることが文脈から推察できます。
3、では・・・これはどっち??
それが上の例でいう「丁寧に仕事をされる」というもの。
主語がないため文脈で判断つきにくいのですが、
・主語が自分より上の人であれば、「尊敬」の意味
・主語が自分と同じor自分と下の人であれば、「受け身」の意味
どちらとも取れてしまいますものね。。。
これを仕事の報告で使って、「丁寧に仕事をされています!!」なんて報告を入れると、
「え、誰が丁寧に仕事をしているの?」と聞く側にはノイズになってしまうのです。
ポジティブなことであるならまだしも、
ネガティブなことを表現する場合は、リスク観点で上司のアンテナは張り巡らされているはず。。
誇張した表現ですが、「パワハラをされています!」とかいうと、
パワハラを尊敬して言っているのか(尊敬する部分ないと思いますがw)、
パワハラを受けているのかが分別つきません。。。
文脈でわかるような場合は主語を省いて伝えても良いかもですが、
今回のように全く逆の意味になってしまうケースもあるので、
気をつけて使ってくださいね!
ではまた!次回もお楽しみに!!!