こんばんは!
昨日(8/20)準決勝2試合が行われ、
明日(8/22)に決勝戦が行われる甲子園。
盛り上がりを見せていますね♪
僕のプロフィールのところに少しだけ書いていますが、
僕自身、高校まで白球を追いかけていた球児でした。
実際に7月に千葉県大会も観戦に行き、
「高校野球で学んだことが社会人になってどう生きるか?」なんて目で見てたりしました。
こんなこと考えるのも、一歩オッサンの仲間入りでしょうか?笑
その時考えていたことを、少し綴ってみようと思います!
「野球」というスポーツの特徴って?
統計によると日本の人口のうち約400万人*がやっている野球。
*出典:https://www.ssf.or.jp/thinktank/sports_life/data/baseball_0018.html
多くの人が一度は母校の野球や高校野球、プロ野球を見たことがあり、
なんとなくでもルールを知っている人は多いのでは?と思います。
(野球人口は中長期的には減っているようで、それはそれで悲しい。。)
このスポーツ、チームスポーツなのですが、
1対1の要素がとても強いスポーツ!と捉えています。
だって、基本 投手 vs 打者の繰り返しで成り立つんですもの。
サッカーで例えると、キッカー vs キーパーという意味で
ずっとPKが繰り返されているようなものでしょうか??
1対1の戦いが多いスポーツ。だからこそ・・・
だからこそ、心理的な要因も大きいな、というのを感じます。
ピッチャーマウンドに立つと、大観衆の目が全てピッチャーに降り注がれ、
打者には応援団の期待が重圧となってのしかかります。
まさにスポットライトを浴びているような状態。
だからこそ、心理的な要素が大きく選手のパフォーマンスに影響を与える、という構造と捉えており、
「甲子園には魔物がいる」だなんて言いますが、心理的な要素が与える影響も大きいと思っています。
だけれどもチームスポーツ。
だからこそ、自分自身だけではなく、仲間を鼓舞しながら戦わなければ、
チームとして良い結果に結びつきにくいのです。
ベンチメンバーは必死に声を出し、選手を励まします。
守備についている選手たちも、ピッチャーに声をかけながら、
またどんなクソボールを投げていても、褒めながら守り、自チームの投手を信じます。
ランナーだってそう。大きなリードや相手の隙を狙って相手にプレッシャーをかけ、
バッターに対する相手バッテリーの集中力を分散させます。
そんなこんなで自軍のピッチャー&バッターの役に立つよう、
必死にサポートをし合う、これが野球というスポーツなのです!
そんな高校野球のチームは円陣でなにを話しているのか?
そんなことを考えながら、7月に観戦に行った千葉県大会。
準決勝の2試合を見ていたので、登場するのは実力のあるチーム。
そんな実力のあるチームでも、円陣で言葉にしているのは
「気合い入れていこう!」や「ここから前向いていこう!」など根性論ばかり。
自身が野球をやっていたときもきっとそうだったのですが、
え、いま令和だよ?昭和じゃないよ・・・?というような言葉w
でも「野球」というスポーツの構造を考えると、
いかに精神的に優位な&指揮を上げることが大切か、というのを感じました。
今のビジネスで言うところの「心理的安全性」というところですかね?
試合に負けて涙を流す球児もいますが、
「負けて悔しい涙」もあるし、「プレッシャーから解き放たれた涙」もきっとある。
それくらい、個々人に精神的プレッシャーがかかるスポーツなのです。
さてさて明日は甲子園の決勝戦。
東北初優勝を狙う仙台育英 vs 春の決勝戦のチーム(大阪桐蔭・近江)をそれぞれ破った下関国際。
どちらが勝つか楽しみですね!!!
次回もお楽しみに:)